テクノロジー-Technology-
CVESmapの活用事例
活用事例をご紹介いたします。今後も順次コンテンツを追加予定です。
テーマ1: CVESmap Viewerによる災害地形の判読例(PDF)
CVESmap Viewer を用いて、 立体斜度図(アナグリフ)から地すべり地形やクラック地形等を抽出した事例です。
CVESmap の作成法
CVESmapの立体視は、図面範囲や判読対象によって以下のパラメーターを最適値に調整して作成します。
- (1) 瞳孔間距離
- 観察者の瞳孔間距離。日本人の平均瞳孔間距離 6.5cm で作成します。
- (2) 視距離
- CVESmap の正面からの観察時の距離。画像の大きさ・観察方法により最適値に設定します。
- (3) 距離縮尺
- 通常の地図の距離縮尺と同じです。
- (4) 垂直倍率
- 距離縮尺に対する標高縮尺の比です。距離縮尺が1/D、垂直倍率がnの場合、CVESmapの標高縮尺はn/Dです。
- (5) 紙面標高
- CVESmapが表示されている紙面(あるいは表示面)の標高です。
地形解析図について
地形解析図とは、地形特徴を表現した図面です。
標高データ(DEM:Digital Elevation Model)に演算処理を行うと、凹凸、起伏の激しさ、広がりなど、様々な特徴を表すデータが得られます。これらを白黒やカラーで可視化した図面が地形解析図です。
当社では国土地理院やお客様から貸与頂いたデータを元に、各種地形解析図作成を承っています。
当社のイチ押しは斜度図、色に惑わされず素直な地形特徴の判読が可能です。手法開発関係者が当社に在籍、尾根谷を表現する地上開度図・地下開度図なも好評頂いています。各図種に長所・短所があり、十分把握した上でお使い頂くことをお勧めします。詳細はご相談ください。
2021 TAC ENGINEERING