弊社2020年カレンダー掲載の赤青立体地図について、
専門家による解説を毎月掲載します。
専門家による解説を毎月掲載します。
カレンダー付属の赤青メガネ
を通してご覧ください。
赤青メガネは5枚セット500円(税抜)で販売しております。
赤青立体地図の情報は、パンフレットや当社WEBサイトをご覧ください。

赤青メガネは5枚セット500円(税抜)で販売しております。
赤青立体地図の情報は、パンフレットや当社WEBサイトをご覧ください。
・パンフレット:赤青立体地図のご紹介(PDF)
・「ショップ」:手軽にご利用頂ける製品のご紹介
・「サービス」:受託業務のご紹介
・「ギャラリー」:カレンダー以外の画像例
・「業務案内」:赤青立体地図以外の受託業務のご紹介
・「ショップ」:手軽にご利用頂ける製品のご紹介
・「サービス」:受託業務のご紹介
・「ギャラリー」:カレンダー以外の画像例
・「業務案内」:赤青立体地図以外の受託業務のご紹介
12月 桜島(鹿児島県)
11月 大雪山(北海道)
旭岳連邦からなる表大雪と呼ばれる地域の北側です。
大雪山 は、
北海道最高峰である旭岳 や
北鎮岳 、
赤岳 、
白雲岳 などの
火山体(図中1)の中央に
御鉢平 カルデラ(2)
が分布する火山群です。
山頂から山麓の中腹にかけて溶岩台地(3)が分布し、下方には緩斜面が広がっています。
周辺の層雲峡 (4)や
天人峡 (5)
で急崖が見られますが、
いずれも溶結凝灰岩 の分布域で、
岩盤の硬さが斜度に反映されています。
立体視設定:1:500,000表示時、垂直倍率5、紙面標高200m、視距離60cm
山頂から山麓の中腹にかけて溶岩台地(3)が分布し、下方には緩斜面が広がっています。
周辺の
10月 霧島山(宮崎県、鹿児島県)
火口群は北西―南東方向に線状に配列しています。 近年は韓国岳南東にある
山麓斜面は溶岩台地が発達しています(3)が、南西麓では渓流沿いに侵食が進んでいます。
9月 羊蹄山(北海道)
山頂に父釜(図中1)と呼ばれる火口を持ち、この北西に母釜、小釜と呼ばれる
北西の山裾には
8月 駒ヶ岳(北海道)
北海道駒ヶ岳は、渡島 富士とも呼ばれる成層火山です。
最高峰の剣ヶ峯 (図中1)は鋭く尖った形をしていて、
北の砂原岳 (2)の盛り上がった地形と対照的です。
山頂周辺では溶岩や火砕岩が分布し急斜面となっていますが、山麓は火砕流堆積物が分布し緩斜面が広がっています(3)。
火口原 (外輪山内側の平らな場所)
には、昭和4年火口(4)が見られます。
立体視設定:1:500,000表示時、垂直倍率7、紙面標高0m、視距離60cm
最高峰の
7月 雲仙岳(長崎県)
1990年から1995年にかけての火山活動で形成された最高峰の平成新山 の周囲に、
普賢岳 、国見岳 、
妙見岳 、
野岳 などが分布しています。
雲仙岳北西~東~南方の山麓斜面は火砕流(図中1) または岩屑 なだれ(2)の緩斜面が広がっていますが、
西方の山麓(3)は溶岩あるいは火砕岩が分布する急な斜面となっています。
1991年に大規模な火砕流が発生した水無川 では、
土石流災害防除のための砂防施設整備(4)が進められています。
立体視設定:1:350,000表示時、垂直倍率5、紙面標高0m、視距離60cm
雲仙岳北西~東~南方の山麓斜面は火砕流(図中1) または
1991年に大規模な火砕流が発生した
6月 八甲田山(青森県)
八甲田山は東北地方の脊梁 山脈である奥羽山脈(図中1)の北端に位置しています。
最高峰の大岳 (2)を中心に、
田茂萢岳 や乗鞍岳 など
18の火山群の総称で、大岳の北東にある
田代平 (3)には広大な高地湿原群が広がっています。
八甲田山では溶岩円頂丘(溶岩の押出によるドーム状の地形)および溶岩流が山頂付近に分布していて、 北西および南東方向に火砕流あるいは軽石流台地(4)が形成されています。
立体視設定:1:500,000表示時、垂直倍率7、紙面標高0m、視距離60cm
八甲田山では溶岩円頂丘(溶岩の押出によるドーム状の地形)および溶岩流が山頂付近に分布していて、 北西および南東方向に火砕流あるいは軽石流台地(4)が形成されています。
5月 阿蘇山(熊本県)
広大な外輪山の内部に中央火口丘群が見られます。
阿蘇山火口を中心にほぼ一列に並ぶ根子岳 (図中1)、
高岳 と中岳 (2)、
杵島岳 (3)、
烏帽子岳 (4)は、
阿蘇五岳と呼ばれています。
外輪山の外側では火砕流 台地(5)が発達しています。
西方の白川(6)流域で開析 (侵食によって、谷が多く形成された状態)
が進んでいますが、その他の地域ではあまり開析が進んでいないことがわかります。
立体視設定:1:500,000表示時、垂直倍率7、紙面標高200m、視距離60cm
外輪山の外側では
4月 磐梯山・安達太良山(福島県)
南方の
3月 赤城山・榛名山(群馬県)
両山ともに山頂にカルデラ湖があり、 妙義山と併せて
2月 八ヶ岳(山梨県・長野県)
図中央の鞍部 (尾根が窪んだところ、図中1)を境に北八ヶ岳と南八ヶ岳と呼ばれます。
北八ヶ岳は比較的なだらかな斜面を形成し、南八ヶ岳は急峻な斜面を形成しています。
有史上の確実な噴火記録は残っていません。
北八ヶ岳山麓では溶岩および火砕流 台地(2)が明瞭にみられ、
南八ヶ岳山麓では火山岩屑 などからなる扇状の緩斜面(3)が広がっています。
立体視設定:1:800,000表示時、垂直倍率7、紙面標高400m、視距離60cm
1月 富士山(静岡県・山梨県)
古来より霊峰として信仰を集めている富士山は、きれいな成層火山として見ることができます。
南南東麓の中腹には宝永火口が見られ、中央の火口を結ぶ延長線上にはいくつかの溶岩円頂丘が点在しています。
北西から北東の山裾には富士五湖が分布し、外方は新第三系が分布する山地となっています。
図中 1:宝永火口 2:溶岩円頂丘群
立体視設定:1:500,000表示時、垂直倍率5、紙面標高0m、視距離60cm
図中 1:宝永火口 2:溶岩円頂丘群